クロシロエリマキキツネザル

Varecia variegata

English name:Black-and-white ruffed lemur
Deutscher Name:Schwarzweißer Vari
Le nom français:Vari noir et blanc
中文名称領狐猴
Japan in March, 2026: Fukuyama City Zoo

生息地域

Realm:Afrotropical Realm
IUCN Red List:Critically Endangered

マダガスカル島東部の低地から中高度にかけての熱帯雨林帯に生息する、キツネザル科の中で最も体が大きな種。他のキツネザルと比較するとその食性において果実の占める比率が極めて高く、また樹上性で十数匹程度までの群れを作り、それぞれの家族が子育てのために葉を集めて巣作りをするという習性があります。

本種は食性が果実食に偏っているため開発による森林減少の影響を受けやすく、さらに体躯が大きく昼行性であることから、あらゆるキツネザル科の中で最も激しい水準の狩猟圧に晒されてきました。これによりここ20年ほどで野生の個体群は80%以上も減少してしまったと見られ、また前述の脅威が現在もなお続いているという状況から、かつての生息規模への復元は既にほぼ不可能であると考えられており、米国や欧州の動物園も連携しての保全活動が行われています。

出典・参考文献

  1. 福山市立動物園. 解説パネル
  2. スミソニアン協会. 地球博物学大図鑑. 東京書籍, 2019
  3. デイヴィッド・バーニー. 世界の動物大図鑑[コンパクト版]. 河出書房新社, 2025
  4. Louis, E.E. etc. The IUCN Red List of Threatened Species 2020 - Varecia variegata ssp. IUCN, 2020