シロテテナガザル

Hylobates lar

English name:Lar gibbon
Deutscher Name:Weißhandgibbon
Le nom français:Gibbon à mains blanches
中文名称:白掌長臂猿
Taiwan in April, 2024: Taipei Zoo

生息地域

Realm:Indomalayan Realm
IUCN Red List:Endangared

タイを中心に、マレーシア北部ほか一部ミャンマーやラオスなど東南アジア各地に分布するテナガザルで、皮膚は黒く、顔の周りと手足が白いというのは共通していますが、それ以外の箇所の被毛の色は個体によってクリーム色や黒色など様々です。テナガザルは樹上性で足も手のような指の形をしており毛がなく、これにより木の枝をしっかりと握ることができるほか、その長い手で枝にぶらさがってから体を振り子のように前後に振ることで慣性をつけて枝から枝へと飛び移り、その距離は時に3mにも及ぶことがあります。

本種は森林伐採による生息地の減少に加えて、ペット目的や食用としての狩猟圧に晒されており、生息数が急速な減少を続けています。今日では主要な生息地のほとんどが保護区や国立公園となり管理対象になっていますが、それにもかかわらず今なお密猟が続いているのが実情です。

出典・参考文献

  1. 臺北市立動物園. 解説パネル
  2. スミソニアン協会. 地球博物学大図鑑. 東京書籍, 2019
  3. デイヴィッド・バーニー. 世界の動物大図鑑[コンパクト版]. 河出書房新社, 2025
  4. Brockelman, W & Geissmann, T. The IUCN Red List of Threatened Species - Hylobates lar. IUCN, 2020