パタスモンキー
Erythrocebus patas
| English name: | Common patas monkey |
| Deutscher Name: | Husarenaffe |
| Le nom français: | Patas |
| 中文名称: | 赤猴 |

生息地域
| Realm: | Afrotropical Realm |
| IUCN Red List: | Near Threatened |
アフリカ西部から東部にかけて分布。体が細長く、四肢も長く、そして指は短いという、走ることに特化した形質を備えており、走るのが最も早い猿のひとつに挙げられます。普段は10匹程度の群れで生活しながらオスがその周辺を警戒し、天敵が現れるとメスや子供が退避するまでオスがおとりとなって相手をひきつけます。
本種の生息地はその大部分が、サハラ砂漠南縁からさらに南のサバンナ・熱帯雨林帯との間にある半乾燥帯のサヘル地域に重なっています。この地域には今後2050年までの世界の人口増加の多くが集中すると予測されていますが、急激な砂漠化の進行によって農業生産が大きな打撃を受けており、また治安や飢餓・貧困の問題も深刻で、結果として森林の持続可能性に欠ける過剰な伐採、過放牧による草原の劣化、また作物害獣とみなされての狩猟などにより本種の個体数は大幅に減少しています。
出典・参考文献
- 臺北市立動物園. 解説パネル
- スミソニアン協会. 地球博物学大図鑑. 東京書籍, 2019
- デイヴィッド・バーニー. 世界の動物大図鑑[コンパクト版]. 河出書房新社, 2025
- de Jong, Y.A., Rylands, A.B. & Butynski, T.M. The IUCN Red List of Threatened Species - Erythrocebus patas. IUCN, 2020

