砂漠と極地を除いた世界のあらゆる地域に分布するフクロウで、南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、南アジア、東南アジアからオーストラリアなどがその主な生息地として挙げられます。本種は暗夜に音だけを頼りに狩りを行うことが可能な種のひとつでもあり、ハート型の丸い顔をパラボラ集音器として用いて耳に音を集めることで、わずかな音も聞き逃さず獲物を見つけ出します。なお、世界中に分布しているが故に多種多様な亜種が存在しており、例としてヨーロッパと中東のニシメンフクロウ(Western barn owl)、アフリカ大陸のミナミメンフクロウ(African grass owl)、マダガスカルのマダガスカルメンフクロウ(Madagascar red owl)、東南アジアのヒガシメンフクロウ(Eastern barn owl)、オーストラリアのススイロメンフクロウ(Greater sooty owl)などがあり、近年の研究では本種を単系統ではなくいくつかの系統に分類する説も提唱されています。